大人AKBのメンバーが塚本さんという一般女性に決まった。

パピコとのコラボレーションとして注目を浴びてYahoo Topicsにまで
掲載されたのだから、パピコおよびAKBにとってのプロモーションという
意味では大成功だったのだろう。

AKBにとっては大島優子が3月末で抜けた中で、あらたな話題作りを
する必要があり、アイドル養成プラットフォームとしてのAKBという
位置づけを、一般人のシンデレラストーリーというきわめて分かりやすい
形で改めて確認することが出来た。

また、パピコとしても実際の購買者である大人および中高生に対する
販促効果は大きかったと思う。(5月以降、夏に向けて本格的に
販促を行うだろうから、結果の評価はこれからだけど。たぶん、
大人パピコとか出してくると思うし、売れるんじゃないかな。)


ただ、この先うまくいくかは、パピコ側(たぶんD通とか?)の
手腕が問われるところだ。パピコという商品とAKBというコンテンツで
購買層に対する訴求が可能なのか、という観点ももちろんだが、
コラボレーションの2番煎じの難しさも出てくるだろう。
この形式を使ってしまった以上、AKBというコンテンツの
目新しさを今後求めることも難しくなっていく。パピコという
単品商品にこのようなアイドル消費をしてよいのかという観点で
疑問が湧く。

AKBというプラットフォームを傷つけないようリスク管理した
結果が、期間限定で一般人を使う、ということなのかもしれないが、
消費者は既にAKBに対して若干食傷気味でもあり、また、同じような
手段は2回は使えないだろう広告業界の中で、この先のAKBの展開を
考えるのはより難しくなっただろう。

企業においてはコンティジェンシーが重要だが、アイドル業界は
どうなのだろう。人の興味が移り行くことを前提に、新たな
アイドルを出現させるのが経営戦略的に正しいのか、プラット
フォームとして極端な話数十年続くアイドルグループを作るのか?

経営という観点では後者を目指しているのだとすると非常に興味深い。
会社経営と全く同じことをアイドルグループでやろうとしているのだから・・・。