本日の日経新聞。

富士フィルムは内部留保を研究開発に使ったため先見性があり、
コダックは株主配当に使ったことが失敗かのように記述されていました。

富士フィルムもコダックも量販在庫でしょうから売掛回収は早く、
その結果キャッシュリッチで有利子負債も少なくWACCが高くなった
結果、アメリカでは株主の短期的利益が要求されたために株主配当に
現金を使い、日本では(株主はのんびりしていたので?)現金を
研究開発やM&Aに投資できた、という話なのですが…

WACCが高い分、投資に当たっては相当高いリターンを求められ、
既存事業以外には投資しづらかったんだろうなぁ。
日本は当時そういう概念が浸透しきっていなかったから、ちょっと
ゆるゆるだったのかもしれない。

でも、富士フィルムの株価は2000年に比べると約半額。
ゼロになるよりましだけど、株主価値を高めているかと言われると、
ちょっとどうなんだろう。

ちなみに日経平均は2000年は10000円くらいなので、
今は20%落ちくらい、TOPIXで見ても、25%程度の下落。
株主価値は高めているかと言われると、そんなことないような。